高木あすかのちょこちょこブログ

漆芸作家 高木あすか が毎日更新するために作った自己紹介ブログです。ちょこちょこやります。

アート

11/27日のアートラウンジ

芸術と労働のレポのこと考えすぎて、毎日更新が止まってしまったので、芸術と労働の事はもう少し気持ちが落ち着いたらまとめようと思います…;なんかちゃんとまとめなきゃ欲のせいで書けなくなってしまった。 今日はちょっとお知らせをしようと思います。 先…

芸術と労働レポ①〜贈与的な関わり〜

「労働と芸術」で印象深かった事を端的にまとめていきます。 初めは知らない人に向けて、芸術家とそのサポートに回るマネージメントの人たちの現状をインタビューを通してまとめたものの説明がありました。 関係者の方は身に染みてお分かりのように、芸術家…

「芸術と労働」という講座にて

本当は漆の縄文時代の扱われ方の話をしようと思ってたのですが、ちょっと今日興味深い講座を聞いてきたのでそれについてさらっとします。 これの「芸術と労働」の回に行ってきました。 芸術家や、マネージメントする人達の現状から、芸術家は労働者なのか、…

手足の延長としての人工知能

ちょっと色々あって2日連続更新できませんでした〜、、すみません 先日のワークショップの話で予告してた姉の書いた言葉についてなんですが、 なぜこういう事↑を書いたのかをちょっとお話しします。 博士課程で研究するにあたって、少し未来のことについて考…

10000年経っても無くならない手紙

去年の5月に自身初めてのワークショップを行いました。 「10000年経っても無くならない手紙」 というタイトルで、 和紙に漆を染み込ませた漆紙古文書という実際に史書として扱われてたものから発想を得て、10000年前から存在していた漆の話をしながら、漆紙…

レース編みの糸について

あ、昨日20件目の記事だったみたいですね! ちょうど昨日はいつもよりボリュームあったものを書いてましたね〜^^ 今日は漆で固める前のレース編みをお見せします。 これが今ちょうど編んでるものなんですが、かぎ針で中心から同心円に広がっていくレース編…

過去作品の紹介②

過去作品の紹介です。 一回紹介していた2015年の個展の作品なのですが、その展示の後にまた別の場所で演出を変えて展示させてもらっていたのを紹介します。 その展示場所は梅田にあるBAR NELLIEというカフェバーで、オーナーの方が内装の仕事をしていらして…

デジ!ファブ!音が良い!

昨日言ってたデジタルファブリケーションの を使用した漆製品の論文についてのお話をちょっと。 土岐謙次著の「パーソナルファブリケーション時代における漆の造形について : 事例と実践からの考察」です。 これ2013年に出てるんですけど、未だ京芸そういう…

漆は縄文時代から!推し。

今回は今日届いた本の紹介します〜! 漆やってる人は一回は読んだ方がいいと言われる四柳嘉章著の「漆の文化史」と そして今回私も初めて読むことになる宮腰哲雄著「漆学」です。こっちはまだ読んでない笑 四柳嘉章さんは歴史学博士の方で、「漆の文化史」は…

過去作品の紹介

今日は2015年の個展の時の作品を紹介します〜! この個展は糸を編んで漆で固める作品を制作するようになってから2回目の展示でした。 この作品はざっくり言うと、色んな土地や人の関わりによって自分が出来ているという事を表現したものです。 全体の形のモ…

クロクロクロッキー

漆作品ではもっぱら立体か半立体の作品を作ってますが、絵を描くのも好きです。 高校生の時は日本画をやりたいと思ってました。なんか日本画が好きだったんです。岩絵具のザラザラした質感とか構図の取り方とかが面白かったんですね。 美術の高校で、2年生か…

自然に向けたアート

夏の思い出をちょっと。 7月か8月ごろに京都東山のアート支援をしているHAPSが主催した講義に行った時に、こぼれ話で、ドイツで湖のためのコンサートというのがあるらしく、人間のためだけでなく、自然に向けてのアートがあると聞きました。 それ見てみたい…

漆の分子の作品

今日は私の作品の紹介をします。 2017年に京都新鋭選抜展にて毎日新聞社賞をいただいた作品です。 これが実は漆の分子が綺麗に並んで固化する様子を表現した作品です。少し見えにくいですが、ウルシオールの分子構造の亀の甲の形を一つのピースで作ってあり…