気になってる社会問題
この間フィンランドから来た方とご飯をする機会があって、フィンランドとか北欧は幸福度が高い国だったなあと思い出した流れで、自国の事を思ったのですが、私は少子化についてずっと気になっています。
この少子化については私が高校生の頃から問題に上がっていた話題なのですが、ずーーっと問題になってるのに解決に向かってないのが気になっているのと、最近大学の公立の学費も上がるような事を言われるし、子育ての大変さや子持ち女性の仕事のし辛さや、男性の非協力的な話題(全員がそうではないのでしょうが、、)などがツイッターで流れてくるのを見ると全然自分自身で子供ほしいとも思えないし、水道施設が民営化するって言われる中で企業に委託したとしても値段が上がってしまったり、企業が助成金をため込んでしまうかも問題などが沢山予想されてるし、けどそれも本当かどうかもわからないし、増税だし、本当国外に移住を考えたい出来事ばかりで、、、
これは子供が減れば減るほど払う人が少なくなるので1人の負担が大きくなって辛いんですね。一人一人の稼ぎが多くなれば良いですが、そういう風に変化しているかと言えば年収は減っているとのことで…自分で儲けてる人は別に関係ないのでしょうが。
でも日本が良いなあと思うので、頑張って稼いでみんなと楽しく生きようと思います。
こういうネガティヴな話をポジティブにわかりやすく説明してくれる動画を作る「せやろがいおじさん」というユーチューバーさんがいらっしゃって本当にすごいですよ。よく調べてやってらっしゃいますし。気になった方は見てみてください^^
少子化について
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52574
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/53083
学費高騰について
https://president.jp/articles/-/22490?display=b
水道民営化について
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56865
水道料金が値上がりするのはデマ?
https://hirohitorigoto.info/archives/269
http://www.city.matsuyama.ehime.jp/smph/kurashi/kurashi/josuido/info/ryoukin_oshirase.html
せやろがいおじさん
https://www.youtube.com/channel/UCe6tWL2GoemBsKFLyn5ZpgA
11/27日のアートラウンジ
芸術と労働のレポのこと考えすぎて、毎日更新が止まってしまったので、芸術と労働の事はもう少し気持ちが落ち着いたらまとめようと思います…;なんかちゃんとまとめなきゃ欲のせいで書けなくなってしまった。
今日はちょっとお知らせをしようと思います。
先日、京都文化博物館の方が企画しているアートラウンジに参加してきました。
アーティストが4、5人と企業の方が30人くらいが集まり、アーティストが自分の作品をプレゼンするというもので、そこで何かしら繋がれば良いなという交流会です。今回の場所はホテルに併設しているカフェでした。
プレゼンなのですが、思う所があって、今回わたしは自分が一方的に話をする形でなく、来ていただいてる方にこちらから質問を通して作品の紹介をしたのですが、普通に失敗しました…。質問の仕方とそれの応えのまとめ方の言葉の準備が足りなかったです。あと最終的にうまく落とし所を見つける事など。プレゼン慣れしてないのもありましたが、質問形式で信用してもらえるようなプレゼンは難しいですね。
と、とりあえずプレゼンは散々だったのですが、その後の交流で色々繋がりも持てたのと、ご厚意でそこのカフェに作品を展示させてもらえる事になりました。
京都地下鉄丸太町駅が近くにあるnoku kyotoというホテルの一階にあるnoku cafeに置かさしてもらっています。休憩がてら寄って頂いたり、売ってもいますので気になるものがあれば是非よろしくお願いします!
芸術と労働レポ①〜贈与的な関わり〜
「労働と芸術」で印象深かった事を端的にまとめていきます。
初めは知らない人に向けて、芸術家とそのサポートに回るマネージメントの人たちの現状をインタビューを通してまとめたものの説明がありました。
関係者の方は身に染みてお分かりのように、芸術家はそれ一本でやっていける人は本当に少なく、知名度がある人でも大学の教授や副業をしています。
マネージメントの人達も芸術祭などの期間限定の仕事や残業手当がなく、でも仕事は終わっていない。や、バイトや派遣のような扱いでキャリアにならなかったりとしています。
そんな儲からなくて、でも大変な事なのにやりたがる人は後を絶たないのは何故か?という話で興味深かったのは、白川さんの贈与的関わりが根本にあるのではないか。というお話でした。
これはフランスの社会学者、文化人類学者のマルセル・モースの贈与論に基づいた話で、最初に誰かに贈りたいという気持ちがあって、ものづくりが始まり、そこから金銭が発生していって商売の1つになった。という考え方です。
これを聞いた時、私はそれだけではないと感じましたが、1つの理由としてはなるほどでした。
誰かに気持ちを贈る形としてのモノがいわゆる文化的なモノづくりになっていった、という事です。
「芸術と労働」という講座にて
本当は漆の縄文時代の扱われ方の話をしようと思ってたのですが、ちょっと今日興味深い講座を聞いてきたのでそれについてさらっとします。
これの「芸術と労働」の回に行ってきました。
芸術家や、マネージメントする人達の現状から、芸術家は労働者なのか、なり得るのか、そうなるとしたらどのような利益と弊害があるのか。などなどを考える内容でした。
難しい内容なので仕方ないとは思うんですが、芸術家やマネージメントをしている人たちの現状を改善する解決策はこれといってなく、身体が後ろにひん曲がるぐらいの憤りを感じました。
何もしてない私が文句言える立場ではないのですけど。
あと目に見えないものに対しての価値が低い問題についてもあがったのですが、これは芸術家に限らずあるので、もう社会全体の意識を変える運動を地道にやるしか無いし、実際よく聞くし気をつけてる方もいてくださってるので、もう本当地道にみんなでやるしかないなと思いました。
まだまだ色々あったので、もう少し詳しく分かりやすく分けてブログに載せたいと思います。
今は「ぐんぬ〜!!!!パンチパンチ!!!👊💥」って気持ちです。
手足の延長としての人工知能
ちょっと色々あって2日連続更新できませんでした〜、、すみません💦
先日のワークショップの話で予告してた姉の書いた言葉についてなんですが、
なぜこういう事↑を書いたのかをちょっとお話しします。
博士課程で研究するにあたって、少し未来のことについて考えながら話をしたい部分がありました。最近よく話題に上がる人工知能の発達した社会の変化についてです。
人工知能が発達したとしても、人間の方が得意で、人工知能に不得手なことは何か?ということを考えていました。
そういった時に、高校生に色について教えてる内容の中で、「なぜ昼間の空は青いのに、夕方の空は赤いのか?」というのを説明していて、その理由を解説していた時、これは調べればわかるただの知識でしかないなぁ。と思いました。
それは人工知能が得意とするところであり、その事実に対して想像力(創造力)を働かして、魅力的なイメージを持たすのが人間の得意とするところなのではないか?という話ができました。 例えばですけど、「夕陽が赤いのは、命が燃えているから」などの表現です。
漆も縄文時代のころ、わざわざ赤色漆を作り、何層も塗り重ねるという装飾品があることから、赤色への特別視が予想できます。
こんな事言うのも何なんですが、科学的根拠もない事を発想するのは人間の方が得意かな?と思いました。
でも、そこに科学的根拠はないですけど、何故そういう考えに至ったか。はあるので、それを人工知能に学習させればある程度できるのではとも思います。小説を書く人工知能もいますし、それっぽい文章を書いてますからね〜
ううーむ、難しい。。。
とはいえ、人工知能とは競争するんではなく、協力するという形が1番良いことのようです。道具と同じ。人間の手や足の延長です。
それではこの話はこの辺で、漆の縄文時代の話が出たのでその辺をもう少し詳しく説明したものを明日やろうと思います!
10000年経っても無くならない手紙
去年の5月に自身初めてのワークショップを行いました。
「10000年経っても無くならない手紙」
というタイトルで、
和紙に漆を染み込ませた漆紙古文書という実際に史書として扱われてたものから発想を得て、10000年前から存在していた漆の話をしながら、漆紙に漆を使って字を書いて、現代を未来に残す。というワークショップです。
なぜ10000年かというと、現在では約9000年前の漆が発見されていて、縄文時代のタイムカプセルと言われるほど、その形を保持する事ができるという事から、10000年としました。
普通のタイムカプセルは10年後などを予想して自身に手紙を残したりしますが、10000年という全く世代が変わっている予想が難しい未来に対して思いを馳せるワークショップになっています。
現在残っている漆紙古文書はその時の時代を予想する重要な史書として扱われていますが、日常的なことでもそのくらい遠い未来では重要なものとして扱われるかもしれません。
参加者にはそんな話をしながら、あとは自由に何か感じたことを書いてもらいました。
↑これは姉の作品なのですが、いい言葉を描きますよね。
この言葉が出てきたのは二人で話していた事がきっかけなのですが、それはまた明日書こうと思います!
レース編みの糸について
あ、昨日20件目の記事だったみたいですね!
ちょうど昨日はいつもよりボリュームあったものを書いてましたね〜^^
今日は漆で固める前のレース編みをお見せします。
これが今ちょうど編んでるものなんですが、かぎ針で中心から同心円に広がっていくレース編みです。もちろん手編み!!!何周もして外に広げていきます。広がれば広がるほど一周が長い。
いつもは20番や40番の太い糸で編むのですが、今回は80番で結構細いのを使っています。かぎ針で限界の細さ。0.05ミリくらい?
ちなみに糸は番数が高い方が細いです。
細いのでやったらどうなるんだろうと思って実験してるんですけど、全然大きくならない!から大きい作品作ろうとしたら大変ですねこれは…。
あとなんか細かさがイマイチ伝わらない気がしますね、、、40番とそこまで変わらない気がします。一緒に置いたら細いですけど、単体だとあまり感動がない…
なので、160番という白い壁の空間に垂らしたら全然見えないほっそそそそい糸を手に入れました。
左が80番で、右が160番です。
ううーん写真だと微妙🧐20番と比べたら全然違うんですけど…。でも目で見るとすごい細いです。ミシンの糸ぐらい?
これはかぎ針でやるのは無理なので、タディングレース編みというのがあり、そちらでやる事になりそうです。実際に作られてる写真見たら細かくてすごい綺麗でした!
今やってるのを終わらしてそちらにかかり始めたらまた見せますね!
またレースの歴史とか文化の話もしていきたいと思います!
それでは今日はこれまで!