高木あすかのちょこちょこブログ

漆芸作家 高木あすか が毎日更新するために作った自己紹介ブログです。ちょこちょこやります。

手足の延長としての人工知能

ちょっと色々あって2日連続更新できませんでした〜、、すみません💦

 

先日のワークショップの話で予告してた姉の書いた言葉についてなんですが、

 

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なぜこういう事↑を書いたのかをちょっとお話しします。

 

博士課程で研究するにあたって、少し未来のことについて考えながら話をしたい部分がありました。最近よく話題に上がる人工知能の発達した社会の変化についてです。

人工知能が発達したとしても、人間の方が得意で、人工知能に不得手なことは何か?ということを考えていました。

 

そういった時に、高校生に色について教えてる内容の中で、「なぜ昼間の空は青いのに、夕方の空は赤いのか?」というのを説明していて、その理由を解説していた時、これは調べればわかるただの知識でしかないなぁ。と思いました。 

 

それは人工知能が得意とするところであり、その事実に対して想像力(創造力)を働かして、魅力的なイメージを持たすのが人間の得意とするところなのではないか?という話ができました。 例えばですけど、「夕陽が赤いのは、命が燃えているから」などの表現です。

 

漆も縄文時代のころ、わざわざ赤色漆を作り、何層も塗り重ねるという装飾品があることから、赤色への特別視が予想できます。

 

こんな事言うのも何なんですが、科学的根拠もない事を発想するのは人間の方が得意かな?と思いました。

 

でも、そこに科学的根拠はないですけど、何故そういう考えに至ったか。はあるので、それを人工知能に学習させればある程度できるのではとも思います。小説を書く人工知能もいますし、それっぽい文章を書いてますからね〜

 

ううーむ、難しい。。。

とはいえ、人工知能とは競争するんではなく、協力するという形が1番良いことのようです。道具と同じ。人間の手や足の延長です。

 

それではこの話はこの辺で、漆の縄文時代の話が出たのでその辺をもう少し詳しく説明したものを明日やろうと思います!